出張車査定体験1店舗目!査定士とのやり取りを余すところなく公開!

出張車査定体験1店舗目!

いよいよ決戦の日がきました!
今回は3社の買取業者に出張査定をお願いしました。
そこには3社3様、いろいろな交渉があり、1日がかりの大仕事になりました。
ここからは査定士とのやりとりを余すところなくレポートします!
これから査定を申し込む皆さんに査定とはこういうものなんですよと理解していただければ、そして少しでも知識の肥やしになっていただければ幸いです。

11:00、1店舗目の査定交渉開始!

最初は地元の買取業者です。
定刻通り到着されました。
現れたのはスーツを着た査定士さん。
早速名刺を渡され、車を紹介し査定開始です。

ぐるっとひとまわりして入念にチェックしていき、デジカメでしっかりと写真を撮っていきます。
さすがに隠しようない傷がたくさんあり申し訳なく思いましたので「こんなんでわざわざすいませんねぇ」と言ってみたところ「全然良い方ですよ。実際もっとひどい車を査定することが多々ありますよ。」と言ってくれました。
なんだか少し救われたような気がしましたね…。
査定士さんはしっかりとチェックしている箇所の説明をしてくれました。
「傷が多いのは正直、年式が年式ですので、ないほうがおかしいくらいです。バンパーはぶつけてもいいような部分がありますので」とのことでした。
問題は板金に及ぶ凹み。
これは直しても修復歴ありになるのでかなりの減点になるみたいです。

スーツが汚れてしまうのも構わず、膝をつき下を覗き込んでいます。
畑に乗り入れていることもあり車の下はかなり汚れている可能性あり恥ずかしいです…。
下をの覗き込んでいるのは突き上げによる破損がないことをチェックしているみたいです。
一通り外装をチェックしてもらうと今度はドアを開けなにやらドアモールを剥がし始めました。
じっくりと全部のドアを見て回っているので、何をしているんですか?と聞いたところ板金の重ね合わせてある部分にズレがあったり錆びたり、溶接部分が潰れていると事故ありと疑うとのこと。
う〜ん、勉強になる!今度中古車を探すときにやってみよう!
幸いフィットには事故した形跡はないとのことでしたので安心しました。
さすがにこんなきちんとしたチェックをされるとへんに嘘はつけませんね。

つづいてエンジンをかけ軽く煽りエンジンの調子を確認しています。
エアコンをつけたり消したりしてさらにチェック。
さらにオートマを動かし変な振動がないかを確認。
この辺りは年式の割には走行距離が少ないとのことでしたので問題ないようです。
ボンネットを開けエンジンルームをチェックしています。
オイルゲージなどを確認、各補機類も一通り見終わると査定士さんからエンジンはとても良いコンディションですと言われました。
査定も一通り終わりデータを会社に送り査定額を待ちます。

この待ち時間で中古車の紹介をされました。
ここでもし当店で購入された場合は査定額も勉強しますよと言われました。

あいにくめぼしい車がなかったのでお断りしました。

さて査定額が出たようです。
まずいくらぐらいの査定額を望んでいますかと聞かれたので高ければ高いほどと話しました。
査定の結果は正直、値をつけるのは難しいです、ついても微々たるものですとのことでした!
う〜ん、やっぱりこんなものかぁと思いましたが、こちらも引くわけにはいきません。
実は他の買取業者さんでは1万円付きましたといったところ、では即決していただけるなら1万5千円で買取りますと言われました。
ただこの後、まだまだ出張査定を依頼してますので即決はできません。
ここはいったん待つことにして交渉を終了しました。
査定士さんも時間的にこの後もまだまだ出張査定の依頼をしていることを察していて、正直、車買取業界は「あとだしじゃんけん」が勝つものだと言ってました。
ただ勉強しますのでいつでも連絡くださいといって引き上げていきました。
なんとか1店舗目終了です。
所要時間1時間半、車の割にはしっかりと見てくれたほうではないでしょうか。

初めての立会い!
査定のこととても勉強になり、次の買取業者の査定の指標ができました。

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