知っておけば得する良質な中古車を見つけるチェックポイント!エンジンルーム編

エンジンルームのチェックポイント

中古車はピンキリですがやはり高価な買い物であることには変わりはありません。
失敗は許されない買い物ですよね!
特に中古車の場合、新品ではないのでしっかりと見極めないとハズレを引いてしまい失敗してしまう可能性があるんです。
そのためには中古車に関するさまざまなチェックすべき項目をしっかり頭に入れておくべきです!
ここでは購入を考えている中古車の品質チェック項目を紹介していきたいと思います。

エンジンルームのチェックポイント

エンジンルームは多くのパーツから成り立っているのでたくさんチェックポイントがあります。

エンジンは車にとって心臓の役割を果たしています。
イグニッションキーを回し、エンジンをかけ、注意深く耳を澄まして聞いてみましょう。
問題がなければ規則正しいエンジンの回転音と冷却用のファンの音が響いているはずです。
カラカラと異音がする場合はエンジンに問題がある証拠です。
またエンジンの振動などもチェックしてみましょう。
振動が大きければこれもエンジンに問題がある証拠です。
クルマに詳しくない人でも、異音と振動ならわかるはずですので、最低限チェックしておきましょう。

エンジンのオイル漏れは致命傷なトラブルです。
放置しておけば、最悪エンジンを壊れてしまうこともありますのでエンジン周りにシミがないかチェックしましょう。
オイル漏れの対処はそれなりの金額がかかりますので、できれば購入を控えるのば良いと思います。
オイルレベルゲージでエンジンオイルが規定量入っているか、エンジンオイルの劣化具合などが確認しましょう。
エンジンオイルが黒く粘り気がなければ、エンジンオイルが交換されていない証拠です。

冷却関係はオーバーヒートの原因となります。
冷却水が漏れてた場合、白く流れたような跡がラジエーターホースに残ります。
痕跡があるならばラジエータホースを交換をすることが望ましいでしょう。
冷却水はラジエータのキャップを開けるとチェックできますが、もっと簡単に確認できるのが冷却水のリザーブタンクです。
冷却水は劣化してくると茶褐色に濁ってきますので、この場合は交換が必要です。
また冷却水の量はFULLラインまで入っているかチェックして入ってなければ足してもらいましょう。

ブレーキオイルの汚れと量もチェックをしましょう。
ブレーキオイルが汚れていると粘度が保たれておらずブレーキの効きが悪くなる原因になります。
安全性に直結する部分なのでしっかりと確認し必要に応じてオイル交換をしてもらうことをオススメします。

バッテリーもチェックしましょう。
バッテリーの側面をみてバッテリー液の量がしっかり入っているかチェックし、足りないのであれば足してもらいましょう。
また端子部分に白い粉のようなものが付着しているのは劣化している証拠ですので交換が必要となります。

エンジンルームを覗いてフレームに歪みがないか確認してみましょう。
大きな事故をしている場合はフレームに跡が残ります。
同様にトランクルームのフロアを開け、後ろもチェック。
さらにはドアのゴムモール部分をはがし、フレームの歪みをチェックすることもできます。
この部分がずれていたり歪んでいたり、溶接のスポットが潰れていたりするのも大きな事故をしている可能性があります。
ただ、ゴムゴールをはがすのはまだ売り物の展示車なのであまりお勧めはできません。
どうしても気になる方は定員さんに確認を取りましょう。
フレームに歪みが見られた場合は定員さんにきちんと聞いて事故歴を把握しておきましょう。

最後に、車検が切れて試乗できないクルマ以外は必ず試乗をお願いしましょう。
先ほどチェックをした項目、内装の匂いやシートの座り具合、エンジン音や乗り心地など注意を払いながら試乗してみましょう。
乗ってみるとそのクルマとのチェック項目以外にも相性、フィーリングがわかったりもします。
実際の乗ってみての車の雰囲気はとても大事ですよ!
試乗をして車に問題なくフィーリングもよかったら購入の検討をしてみましょう!


いかがですか?
中古車のエンジンルームで簡単にチェックできる項目はこんなところでしょうか。
展示車を見に行く際はこの記事をもとに自作のチェック表を用意してもいいかもしれません。
わからなければ店員と一緒にチェックしてもいいと思いますよ。

頑張って最高の中古車をゲットしましょう!

Top