新車購入の交渉術!値引きを引き出すにはさまざまな駆け引きが重要!

交渉は駆け引きが重要

新車を購入する際、ただ黙っていては営業マンに手玉に取れてしまうことになりますよ!
他の記事でも書きましたが、事前の下準備をしてから交渉に望まなければなりません。
さらに営業マンから高い値引きを勝ち取る交渉はさらなるコツが必要なんです。
その交渉はダラダラとやっていてはいけません。
交渉の回数は基本的に3回ぐらいが良いでしょう。
ここでは値引きを引き出すための「3回の交渉術」を紹介していきたいと思います。

交渉1回目!ディーラーへ行って値引き交渉のベースを作ろう!

まずは事前にホームページなどで予約をして試乗をしましょう。
車はクーリングオフ制度の対象外ですので、間違いのない買い物をしなければなりません。
しっかりと自分が本当に購入したい車なのか、事前に調べておいた知識と照らし合わせてチェックしていきましょう。
この時は営業マンが必ず付き添ってくれますので、自動車の印象など感じたことはなんでも話してみましょう。
たくさん話せば話すほど、営業マンに購入に対しての本気度が伝わります。
試乗が終わると店内のテーブルに案内されます。
このときは新車の購入は検討中で予算、購入時期もまだ迷っていると伝えハッキリとは答えないでおきましょう。
例え購入する車を決めていても、必ずいくつかのメーカーの自動車で迷っていることを伝えましょう。
こうやって迷っていることを伝えることにより、まずは営業マンの「頑張らなければ!」という気持ちを引き出すことができます。
ただこんなのは慣れた営業マンには軽いジャブのようなものでしょう。
これも値引き交渉のかけひきなんです。
こうした会話の中で出ていた見積りはあまりあてになるものだとは思わないようにしないといけません。
営業マンもこの金額で購入してくれるとも思っていませんからね。
こちらも軽い気持ちでいましょう。
間違っても最初の提示額で購入してしまったらダメですよ!
ここではもう1度検討したいと思いますなどと言って店を後にしましょう。
おそらく1週間以内には、「この前はご来店ありがとうございました。その後、ご購入を検討していただけましたでしょうか。もう1度お話をさせてもらえませんか?」と電話がかかってきます。

交渉2回目!ライバル車との競合で値引き交渉!

2回目に来店する時には新車購入にあたってのディーラーでの担当者も決まり、ここから本格的な値引き交渉に入っていきます。
今回の交渉では同タイプ、同価格帯の他メーカーのライバル車を引き合いに出して値引交渉をしていきましょう。
このときに事前にチェックしておいたライバル車の知識が生かされるんです。
例えば軽自動車を購入の場合、もしホンダN−BOXならダイハツタントやスズキスペーシアといった具合にです。
例え購入する車が決まっていても、競合させて値引交渉を行っていかなければ最大限の値引額は引き出せません。
しかしここで肝心なのは単なる値引きの拡大を狙っていることを見透かされないこと。
本当に購入する車種の選択に迷っていることをしっかり伝えることが重要です。
そのためしっかりとした知識を持って交渉することによって本気度がアピールできます。
しかしながら、2回目の交渉でも最大の値引き額が提示されることはありません。
ここはもう1度検討したいと思いますと言って店を後にしましょう。

交渉3回目!同メーカーの店舗ごとの競合で値引き交渉!

さて交渉もいよいよ大詰めです。
ここではある程度、どのメーカーの車にするか決定していると思います。
今回の交渉では前回のライバル車種などとの競合から、店舗競合に切り替えていきましょう。
例えばホンダ系でも地域ごとにそれぞれ販売店が分かれていて違いがありますよね。
同じメーカーでも別の店舗の営業マン同士で争わせるんです。
「あっちの店舗には負けたくない!」とライバル心がありますので好条件の値引きをだしてくる確率が高くなります。
この辺りから購入することを前提にさらに値引き交渉をおこなっていきましょう。
このぐらいまでくると販売店での車両本体からの値引きは限界付近まできたことでしょう。
でもまだまだ頑張っていきたいと思います!
ここからできることはオプションからの値引きを要求することです。
新車にはメーカーオプションとディーラーオプションがあります。
メーカーオプションとは、サンルーフ・サイドエアバック・車両安定制御システムなど生産段階でのオプションのことです。
ディーラーオプションとは、フロアマットやシートカバーなど、納車時にお店で付けてもらうのオプションのことです。
メーカーオプションは、はじめから付いているものなので車両価格の金額に含まれています。
これは最初に交渉してきた値引き交渉に含まれているので、ここからはもう値引きはできません。
しかしディーラーオプションにはディーラーの粗利が多く含まれ、値引きを拡大させたりサービスでつけてくれる場合もあるんです。
このディーラーオプションは25%程度でしたら値引きさせることも可能なんです。
ディーラーオプションは意外と簡単に引き出せる部分なので頑張って交渉しましょう。

意外と知らない下取りの真実

新車購入時の交渉の中、新車の値引きが厳しい場合、ディーラー側は下取り車の下取り価格を上げて提示をしてきて、その分車両価格からの値引き額を下げてくる事がよくあります。
しかし、それでは本来増やせるはずの値引き額が下がってしまい、逆に損をしてしまうんです。
実際に愛車はディーラーに下取りに出すよりも、買取業者に買取ってもらうほうが高い査定額がでやすいです。
どちらがお得か迷う場合は、一度ディーラーに下取りにだしてしまうと取り下げにくくなるころがありますので、まずは買取査定に出して査定額をチェックしてから、下取り査定を行った方が無難です。
損をしないためにも、メーカーに下取りに出す前にまずは買取業者で査定してもらいましょう。

いかがですか?
ここまでしっかりと交渉して購入すればかなりの値引きを引き出しているはずです。
最後は営業マンとの仲良くなって、購入後もしっかりサポートしてもらえるように笑顔で商談成立させましょう!

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