意外と知らない素朴な疑問!なんで軽自動車のナンバーは黄色いの?

なんでナンバーが黄色いの?

数あるナンバープレートの中でも、かっこ悪いと言われてしまっている軽自動車の黄色のナンバープレート。
でも、なんで黄色地に黒文字のになったか知っていますか?
じつはしっかりとした理由があるんです。
それでは、軽自動車のナンバーについてのお話をしていきましょう!

軽自動車のナンバーも昔は白かった!

じつは昔は軽自動車も普通自動車と同じ白色のナンバープレートだったんです。
その後、軽自動車の度重なる規格変更によって徐々に車体のサイズが大きくなって、普通車と見分けがつかなくなってきたため、軽自動車のナンバープレートを白色以外にして、普通車と一目で区別できるように変更されました。
でもなんであのかっこ悪く感じてしまう黄色地に黒文字なんでしょう?
ほかにもいい色がありそうな気がしますよね。
僕はあまりいい色使いではない気がするんですけど…。

軽自動車のナンバーが黄色い理由

料金所

あの黄色地に黒文字のナンバープレートは、普通車と明確に区別できるよう、いろいろな配色を組み合わせて視認性のテストをした結果なんです。
テストの結果、昼でも夜でも最も視認性が高い「黄色地に黒文字」の組み合わせとなりました。
ちなみに営業用の軽自動車は逆の黒地に黄色文字です。これも視認性が高いとの理由からです。

さらにもう一つ、黄色いナンバープレートになった理由があるんです。
それは高速道路の利用時に関係しています。
軽自動車は一般車両より高速道路の料金が安いですよね。
軽自動車が白ナンバーのままだと、規格変更でサイズも大きくなっている軽自動車を一般車両とどうしても誤認してしまいがちですよね。
料金所の人たちがパッとナンバープレートの色を見て見分けられるようにするためにでもあったんです。
確かに料金所の人たちが全員クルママニアで一目で区別できるとは限りません。
以前はETCなどのシステムがなかったわけですから、高速道路の料金は係員に直接支払っていました。(若い方知っていますか?)
そのとき、いちいち運転手が軽自動車か普通車か説明するのも手間です。
そんなことで料金所で手間取っていたら大渋滞になってしまいますからね。

このようないくつかの理由から黄色いナンバープレートが採用されたそうです。
この黄色いナンバープレートは1975年にはじまり、現在まで使用されています。

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